私、実は水泳部だったんです。中学のときだけど。

前にももしかしたら書いたかもしれないのですが、

水泳が大好きです。

もう、落ち込んじゃって自分が嫌で嫌でどうしよー!

ってなったら、

一人でプールに行って

いつまでもいつまでも泳いでいると

ものすごくすっきりするんだってことが、

大学在学中にわかったのでした。


何につけても早咲きの私(笑)は

幼稚園や小学校のときは他の子より速くて

新しい泳ぎもどんどん覚えて、っていうかんじだったのですが

中学生になるころには

水泳教室もやめちゃって、

もう、「泳げればいいや~」ってかんじだったのです。

他に入りたい部活もなかったし。

しかも、夏なんて

ものすごい照り返しの中で

うだうだになってるテニス部を横目に

すっごく気持ちよかったなー。

それから、体育系の部活で唯一男女一緒だったのも

女のいざこざとかあんまりなくて(笑)自分に合っていたのです。



世界水泳見てると、

自分の泳ぎと全然違う世界だなって

当たり前だけどほんとに思います。

唯一思い出すのは、足ひれ(ペンギンみたいなやつ)をつけて

泳いだときの感覚。

もうあれは、

水の中を泳ぐ、というより

水の上をすべる、という感覚。

「足ひれなしでこんな感覚味わえたらな」って思ってた

あの、ちっちゃくて、屋根も壁もないプールで夏を過ごしたなぁ。

メニューこなして、疲れ果てて、

ふと潜ったプールに差し込む光が

どうしようもなくきれいだったこと。

今でも忘れられない光景です。


泳げることが、私の人生でこんなに大切なものになるなんて。

自分の財産なんて、どこに転がってるかわかりませんね。

でも、いくら録画だってわかってても、

なんとなく結果がわかっちゃうような解説を

常に画面の右上に載せるの、なんとかなんないかなぁ・・・

と、ちょっと番組批判しちゃいました(笑)。